K市のSさんより砂金を含んだ砂を頂きました。ネオジム磁石を使って鉱物を分離してみましたので、その様子をご紹介します。

まず、茶こしでふるって粒を揃えます。右側の大きい粒の方に入っている砂金はピンセットで拾います。左側の小さな粒の砂には磁鉄鉱やチタン鉄鉱がたくさん含まれていて、小さな砂金が見えにくいので、まずはこの磁鉄鉱やチタン鉄鉱を分離する作業からはじめます。
粒が小さい砂を紙に薄く広げて、離れた所からネオジム磁石という強力な磁石を近づけます。黒くて光沢の強い八面体の磁鉄鉱は磁性が強いので砂から離れていてもこんなにくっついてきます。
磁鉄鉱を取り除いたら、今度はチタン鉄鉱を取り除きます。磁鉄鉱と同じく黒いですが、磁鉄鉱ほどの光沢がないのがチタン鉄鉱です。チタン鉄鉱は磁鉄鉱ほど磁性がないので、砂の上にトントンとつけるようにしてやらないとくっつきません。少しずつしか磁石に付かないので、黒い砂がなくなるまで根気よく何度も行います。
左が弱い磁性のあるチタン鉄鉱で、右には磁性のない鉱物が残りました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
磁性のない鉱物の中で目立つのは立方体をした黄鉄鉱です。真鍮色をしたキラキラするものもありますが、酸化して褐鉄鉱という鉱物に変わってしまった赤茶色をした立方体もあります。これは黄鉄鉱後の仮晶、つまり枡石と呼ばれます。
もちろん砂金もありました。ここのは粒が大きくて、量も沢山入っています。
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ピンク色透明の小さな結晶をみつけたので集めてみました。これはジルコンですね。ピンク色の淡いものから、赤に近い濃いピンク色のものまでありました。大きさは1ミリに満たないくらい。
輝石のようなものもありました。色は暗い緑色~黒です。
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それぞれの鉱物をガラスの管瓶に入れて分けた後、産地別に昔のビデオテープのケースに入れて保存しています。ガラスの管瓶はスクリュー管瓶というやつで高さ37ミリ径12ミリのものを使いました。この方法は入れ物好きの主人が考えたものです。(笑