つらつらと漫画家日記
一枚目の写真は、昨日お知らせしたオリオンペンというメーカーのGペンのペン先です。(表側)最近写真が大きく表示されなくなったので、わかり辛いと思いますが、万年筆のペン先よりは厚みが薄く、先も尖っています。ペン先を上に向けてペン立てに指しておくと、はりねずみ攻撃をされるので、気をつけましょう。ペン立てにはペン先を下に向けて立てるのが良いと思います。
こちらはゼブラというメーカーのGペンのペン先です。(裏側)ここに、墨汁を溜め込んで、線をひくわけです。紙がけばだっていたり、何かにひっかけたりすると、ペン先の裏側に溜めておいた黒い液体が飛び散って、たくさんのホクロをつくるので気をつけなければなりません。それ以上に恐いのは、湿った手で墨汁で描いた線の上をなでることです。無意識にこれをやってしまうと、あちこちで白いファンデーションが必要になります。斑についたファンデーションがあると、原稿が汚く見えてしまいます。よく薄手の手袋をはめている人がいますが、私はあの厚みが気になって、気持ち良く線が引けませんので、素手で描きます。おなぐさみに手の下にティッシュをひくくらい。
Gペンを見ていたら、このペンのシンボルマークである「G」の刻印が甘いものをみつけました。上が刻印が甘いもの。下は通常のものです。この写真じゃわかりにくいな~。何枚か一緒にプレスしているから、こういうものができるのでしょうか?
さて、次回鉱物漫画「元素のメロディ」は、現在清書に入り、ペン入れが2ページまで終わったところ。全部で6ページですから、今週末には公開・・・いや、ちょっと苦しいな。27日くらいには公開できるようにすすめましょう。頭の中では、すでに次の作品のネタを2つ熟成しています。どちらが先に出てくるか?
Gペンは「ペン軸」というものに差し込んで使います。開明墨汁は乾きが速いので、使っておられる方が多いですね。以前某所でアシスタントをしていた時、新しく入ったアシスタントの人が、書道をする筆でベタ(業界用語で墨を塗って黒くすること、またその部分。「ここ、ベタ塗っといて」等と使われます。)を塗っていました。いくら墨汁の乾きが速いからって、そんな太い筆で塗っていると、紙が波うっちゃうゾ!小さい筆じゃないのですよ、大きい筆で。細かいところを塗るのが大変じゃないかな・・・と思ったことを思い出します。当時はあまりにびっくりして、何も言えなかった。でも、書きはじめの頃は自分もやってたっけな。




















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