方解石犬牙状つづき
漫画を書くために用意したのが右側の結晶模型。とがっているから、これだろう、と思って用意していたのだが、よくよく標本と比べてみると、どうも実際の結晶とちがうような気がしてきた。
どこがちがうんだろう?う~ん・・・
と考えて「そうだ、半分しか面がでてないんだ!」と気がついた。それで、「QUARTZ」というソフトを使って右側の結晶から半分の面を消してみた。おかしい・・・フェルグソン石のような形になってしまった・・。
帰ってきたふぶきさんに見せると
「なにこれ。どうなったらこんなのが作れるの。」
「ハンメンゾウだと思ったんだよ。」
「ああ・・じゃあ、消す面を間違えてるんだね。もう一度やってみて。」
プログラム開けてみると、それ以前の話で、面指数を間違って入力していたことに気づいた。
「この面指数はちがうよ。もっと傾いているだろ。これだよ。」
唖然としながら、正しい面指数を選んでくれるふぶきさん。
「ありがとう。ねえ方解石は三方晶系だよね、数字が4桁になるのはどうしたら良いの?」
「2番目の数字を入力しないようにすれば良い。」
「でもね~10より大きい数字があるのよ。これはどうしたら良いの?」
「おそらく入力できるはずだよ。何か方法があるはず・・・数字と数字の間にスペースを入れてみたら?」
というわけで、
a面 6 -11 1
b面 5 6 1
と入力したら、無事プログラムが働き、犬牙状の結晶が完成した。(面指数の記号には明確な決まりはないので、自分で使用する時はなにを使っても良い。・・・ただし、すでにわかっている面には、たいていお決まりの記号がついているので、それに合わせておくと混乱は少なくなるだろう。)
「ふむふむ・・こんな形か・・。あれ?でも断面が三角形にならないよ?実際の結晶は三角形なのに・・・」
「模型のちょっと上の方を手で握ってごらん。」
「そう、そういうふうに生えているってことだね。実際の標本にはもっと他の面もいろいろ現れている。けれど、漫画に使うならとりあえずこれで十分だろう。」
ふぶきさんの協力なしでは、漫画が書けない露猫である。



















長石のカルルスバッド双晶の模型を作ろうと思い立って、T.NOROさんの結晶プログラム「QUARTZ」。を立ち上げました。残念ながら(というか大変難しいので)双晶の展開図はありませんが、単晶を二つ作ってくっつければ、カルルスバッド双晶がつくれるのではないか、それもぴったりくっついた結晶じゃなくて「食い違い」になっているのを作りたいのです。







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