簡単に情報が入手できる様になったらそのぶん・・・
今日は朝から、隕石の漫画の色塗りです。3月5日発売の4月号に掲載され予定のものです。これからホワイトをかけます。かけるといっても、修正液をぶちまけるというわけではなく・・ドクターマーチンというメーカーの白い絵の具を筆につけてヌリヌリするだけです。これも業界用語ですね。
昨日所用で本屋さんに行ったら「まんがの達人」http://www.manganotatsujin.jp/home.php
という雑誌が置いてあるのが目に留まりました。ふろくとして消しゴムやインクやペン軸、ペン先がついています。ペンが1本しか付いてないので、すぐにもっと沢山欲しくなってしまいそうですね。(笑)
私が漫画を書き始めた頃は、遠くの画材屋さんにしか画材を売っていませんでした。ペン先はプラスチックの仕切りがあるケースに入っていて、好きなだけバラで買うことが出来ました。原稿用紙も、今のように罫線が引いてある物は売ってなかったような気がするなあ。私は全紙(色々なサイズに切る前の紙)を8ツに切った真っ白なケント紙を買ってきて、罫線に当たる部分にマチ針で穴をあけて使っていました。それが一番安かったのです。その後ずいぶん後に「コミックテクニック」とかいう雑誌が出たので、良く読みました。(テクニックだけ勉強しても・・と今は思いますが)しかし、田舎ではなかなか手に入れるのが難しかったので、こういう雑誌が発売されると言うのは、感慨深い物がありますね。私は今でも漫画家修行の旅の途中です。
鉱物関係の古い資料を読んでいると、今でも驚くような素晴らしい表現に出会うことがあります。現在の私は、ネットで簡単に情報が入手できる様になったと言うのに、情報の入手が難しかった昔の人に迫る様な文章がなかなか書けないような気がします。そういうことを主人に話したら「情報の入手が簡単になったのだから、昔の人が情報の入手にかけていた時間ぶんを、努力することに、まわすことができるよね。今、露猫さんが、自分の文章に満足していないと言うことは、その努力を怠っていると言うことだよ。」と言われました。なるほどお・・。のだめにも「音楽と正面から向き合え」というのがありましたね。私も鉱物と正面から向かい合わなくては。
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