新しい先生方
一枚目の写真は先日もご紹介した岩塩です。日陰になっているところで、クモの巣のように白い筋になって見えているのが岩塩です。こういうものを岩塩の標本と言うのか、という意見もあると思いますが、人間の手が加わってできたものではないので、岩塩の標本と言っていいと思います。ものの本によると、氷も鉱物に入っていたりしますからね・・・。
ここの石ころはかなり白っぽい感じがしますが、玄武岩という火山岩です。磁石を近づけると、けっこうな磁性があります。これは岩石に含まれている磁鉄鉱が多いためです、磁性があるということは、玄武岩を見分ける時の一つの方法になります。
ここでは、この玄武岩の中に白くて四角の断面を持つ灰長石という造岩鉱物の一つが入っています。断面の幅は大きい物で3~4センチくらいです。その灰長石の中に、黄褐色の粒が含まれていることがあって、これは苦土橄欖石という造岩鉱物です。おそらく、マグマ溜まりの中で初期のころに、この苦土観覧石が結晶し、その周りに灰長石が成長して、最後に周りがゆっくりと冷えて固まったのでしょう。私はその玄武岩の空洞に鱗珪石という六角板状の鉱物が出来ているのを見つけました。これはとても小さくて、ルーぺでやっと形がわかるくらいの大きさですが、はっきりした形はとても美しいです。私にとってこれらの鉱物の先生方は、新しい方々ばかりでしたので、面白い話を沢山伺うことが出来ました。
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