2年ぶりにH教授とお会いする
主人の遅い夏休みに乗じて、行きたい所を盛り込んだハードな旅から帰って参りました。皆様は、いかがお過ごしでしたか?
5日午後に出発し、新大阪まで移動。そこで一泊し、次の日、鉱物の面白い文章でおなじみのH教授のもとへ。H教授の作品をまとめた本を、つゆねこ企画で出版することになったので、その打ち合わせが目的だったのですが、せっかくだから採集も行きたい・・・ということで二次鉱物とペグマタイトの産地二箇所を案内して頂きました。H教授と主人という二人のヘビースモーカーがいるものだから、煙の苦手な私はクルマの中でぜいぜい。H教授はカーブする時に中央の線を大きくはみ出して曲がるので、生きた心地がしない。(笑)相乗効果で命が2年くらい縮んだ気がする。H教授は「最近膝が悪くなりハードな山歩きはできない、それに山歩きは20分程度だ」とおっしゃっていたので安心していた。ところがどっこいH教授は8ポンドハンマーを杖がわりにどんどん道なき道を登ってゆく。私はトイレが近く足に力が入らないうえ、日頃から机に向かうばかりの漫画家生活ではもともとの体力すらあるハズがない。もうかんべんしてくれと命乞いをしながらなんとかついていき、現場ではヘトヘト。男性二人は元気に石を割っているが、そんな体力はなかったので、この貴重な瞬間を写真にとることに専念した。その後H教授のお宅にお邪魔させて頂き、夕食まで御馳走になる。出てきたのはやわらかい雰囲気の綺麗な奥様。とてもH教授の奥さんとは思えない。しかし、話を聞くと教授が山に行くのが心配なので、しばしば一緒について行かれるとのこと。私がヒイヒイハアハア言っていた、あのペグマタイトの産地も何度もついて登ったそうだ。素晴らしい夫婦愛である。簡単に本の打ち合わせをしたあと、H教授のコレクションを見せて頂く。ホームページで見ていたあれもこれもの実物が出てきて感動。しかもどれも大きい。標本には「読むラベル」がついていて、H教授の説明が無くても、その標本の素性が判る様になっている。標本にかけられている愛情に顔がほころんでしまう。そんなところにチリンチリンと鈴を鳴らしながら愛猫ミオが近づいて来る。「にあ」。かばいい・・・。
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