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おもしろいふぶきさん

いつまでも人の名前を借りていては、申し訳ないので新しいタイトルをつけてみた。(本人は嫌がるだろうが・・・。実際、このようにプライバシーを暴露されているので「僕、恥ずかしくて外を歩けない」と困っているふぶきさんである。)

ふぶきさんは食べ物にこだわらない。(と言いつつ、マメは嫌だ、コーンの粒々は嫌い、カボチャの甘いのがダメだなどと言っているふぶきさんであるが・・)放っておくと、リンゴとコーヒーと野菜炒めと餃子ばかり食べていそうな雰囲気である。そして実際10年ほどほぼその通りだったようすだ。

露猫は、お惣菜を買うくらいならどんなに不味くても自分で作った方がまし、と思う方なので、料理は自分で作りたかった。しかし、実家に帰って10年ほどの食事は殆ど母が作っていたので、その腕は錆に錆びていた。

具が多すぎて汁が見えない汁物。調味料という調味料を全て入れてみた、なんだかわからない味付けの野菜炒め。下処理をせずに煮た、魚の臭みが残るお魚・・・。しかし、ふぶきさんはそれらを全て食べてくれるのである。(魚の場合は例外で、骨を見るのが面倒だと、時々食べるのをやめてしまう)これには感動した。と、いうのもうちの父は非常に味にうるさく、母が作った料理に文句を言わない日はなかったし、機嫌が悪いとお皿からはね出すし、たいていいつも料理を残す。そして二度と口をつけないのだ。「今日は体調が悪くて食べられない」とか「ちょっと量が多いから残すね」と言ったレベルの話ではない。まるで手をかけて作った料理を残して母を傷付けることを楽しんでいる風にも見えた。(と、こう書いているが、私が嫁に行った後はは大分改善されているらしい。今までお皿を運んだこともなかった父が、お皿を運んでいるというのだ!!どういうこっちゃいな)

そういうわけで、食事を残されると非常に傷つく露猫さんである。ふぶきさんは、だいたい文句も言わず、あっと言う間に料理を平らげてしまう。作った本人の方が食欲がない時があるくらいだ。しかも時々「これ、美味しいね」などという驚きの言葉をなげかけられた日には「えっと・・そうかな・・・ど・・どうもありがとう」と戸惑ってしまう露猫さんである。まあ、とにかく、そういう面で食事の時間はとても穏やかになった。

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